今年に入ってまだ1枚しかCDを買っていません。
東京遠征の時、暇つぶしに入った八王子のタワレコで偶然手にした1枚。
サン・パトリシオ
完全にジャケ買いですが(笑)、よく見ると巨匠ライ・クーダーの文字が!!
スパニッシュケルト音楽といえば分かり易いでしょうか、とにかく陽気です。しかしちょっと掘り下げてみると意外な歴史が…。
米墨戦争という、18世紀に起きたアメリカとメキシコの領地争いの中で、アメリカ軍籍を放棄しメキシコを支持したアイリッシュ達からなる聖パトリック大隊。メキシコと共にアメリカの侵略と戦い、圧倒的なアメリカの戦力に降伏し捕虜となったが、最後は脱走兵、反逆者扱いをされ一斉処刑された。200年近く経った現在でもメキシコでは彼らを英雄として各地に多くの記念碑がある。
とのこと。このアルバムは彼らを讃えて作られたそうです。
そういった、歴史や背景をリンクさせて聴くのも音楽の楽しみ方の1つですね。