works

今日から山口市湯田温泉に在ります某旅館の改装工事がスタートしました。なんでか分からんですけど、wcc worksへの仕事の依頼の実に80%位が、こういった公共の施設や店舗改装などの商業施設です。なんでですかね?旅館が終わったら次は米屋町のセレクトショップです。


商業施設も住宅も基本的には仕事の流れは同じなんですが、どっちかというとぶっちゃけた話、後者のほうが得意です。なんとなしに。


僕は「家」に対してそれほどこだわりはありません。だからと言って、〇〇ホームだとか〇〇ハウスみたいなんでもありません。
僕の「住」に対する考え方は、身の丈に合った、簡素であり豊かな生活ということ。何かにかたよらず、質の高い暮らしを、ということ。
建築に限らず物事には「黄金比」というものがあって、それに対し、日本古来の白銀比というものがあります。
そういったバランスを考えた上で日々の生活を設計すれば家の「カタチ」なんてそんなにたくさんないんじゃないかと。あとは建てるなら国産の木で。
よく「家は3回建てないと満足しない」とかっていわれますが、僕からすれば4回目も5回目も変わんねーよ!と思います。
「南プロヴァンス風」もかわいいかもしれないけど、きっと昔から日本人の気持ちいい「かたち」ってのがあるんです。たぶん。


とか言いながらお客様の要望にはちゃんと答えねばなりません。「そんな仕事はウチはやらん!他をあたってくれい!」なんて口が裂けてもいえません。
僕が「南プロヴァンス風」建てよったら、笑っちゃってください(笑)