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先日ゴーサインを頂いた新築のミーティングに行ってきました。
僕にとっては初めての設計からの新築。いわば処女作です。
今回のテーマは「ローコスト&ハイクオリティ」 本物の木の家をどれだけ良い値段で建てることができるだろうか?決して「安く」では無く。
そこで登場する考え方が「三者両一損」と言う考え方。三者とは 建主、元請業者、下請業者を指します。要はこの三者が少しずつ妥協案を出して、皆で良いものを造りつつ、コストダウンを計ろうという事です。どっかのハウスメーカーのCMで「もっとワガママになっていいんじゃない?」なんて言ってますがね(笑) とんでもねえ。
例えば建主も自分達で塗れるオイルや漆喰は自分達で塗る。「あれも欲しいこれも欲しい、でもお金無い」じゃなくて優先順位を考えて予算をやり繰りする。
元請は、自社の利益はそのままに下請を叩くのではなく率先してコストダウンの方法を探す。下請けは安かろう悪かろうではなく、良いものをいい値段で造るための企業努力をする。
そういった同じ1つの目標を持ち、イメージを共有することで最終的には皆が満足する仕事となれば言うことないんですが。。。
いまのところ順調です。