武者修行から、帰還しました。いや〜、今回も怒られた怒られた(笑)でも僕は若くして独立してしまったので、怒ってもらえる人がいるってのは幸せな事なのかもしれません。我が心の師、川本棟梁。ほんとにすごい人です。
今回は呉市の浄念寺というお寺の本堂の修復工事を手伝わせて頂きました。築300年程のお寺だそうで、現在は解体工事の真っ最中。重機などが使えない為、どんだけでっかい柱や梁でも全て手作業です。釘を一本抜いては300年前の大工の仕事にただ感心するばかりでした。それにしてもお寺の屋根ってのは勾配が急なんで大変です。したから見ると正に絶壁、巨大な滑り台みたいなもんで、足でも滑らそうもんなら一気に下まで落ちちゃいます。ずっとふんばってないといけないので足がパンパンです。
仕事が終わると宴会の始まりです。各地から棟梁の教えを仰ごうと猛者達が集まって来ているですが、若くても30代後半。ってことはみんな目上の方です。しかもやたら酒が強い。。。「われ、わしの酒断るんか」って、何回聞いたことでしょう(苦笑)
一体みんなで何升呑んだのでしょう、僕はジョッキの日本酒をクーっとやった辺りから全く記憶がありません。次の朝、目覚めると何人かは完全にブッ潰れてました。ちなみに僕は介抱してくれた棟梁に絡んだらしく、お説教。。。酒の修行もまだまだですね。
この工事、まだあと半年はかかるそうで、また呼んでくださるとの事です。ありがたや。
気合も満タンになった事だし新築の方もラストスパートです!!