いまやってる新築の現場は上棟してから今日でちょうど一カ月。こないだの木摺をやっとこさ打ち終わりました。


なんせ2000本じゃからね、そりゃ途方もない作業やし、さすがに飽きるよね(笑)
板の継ぎ目が重ならない様に一枚ずつずらして打たんとならんし、まあ屋根の勾配に合わせて斜めに切ったりなんだりでけっこう大変。漆喰の下地なんで塗ってしまえば全く見えなくなってしまう箇所。だけど均等に6ミリずつ空けて打たれた木摺は下地の状態ですら美しい。たかが下地、されど下地。下地の状態が美しければ自ずと仕上がりも美しくなる。
まあでも珍しいんだろうか、近所の方や同業者の方がよく立ち寄られます。
「ありゃなんかね?」とか「これは仕上げですか?」なんてね。ま、説明してもピンと来てない感じ。ポカーンっつって(笑)
あとは漆喰をぬる左官屋さんにバトンタッチ。主役だかんね。この人達がまたすげえんだ…!!