switch

僕の仕事に対する考え方のひとつとして、onとoffの境界線をなるべく作らないようにしています。かっこいい言い方をすれば常にon。
「いわゆる大工」らしからぬ格好をし、現場ではいつも音が流れていて、バカな話をしながら釘を打つ、指を打つ。笑いの絶えない現場。

その一方で常に不安はあるし失敗もします。酸いも甘いも自分次第、責任は全て自分にあるんだから、キツイことも多々あります。

家族とのバランスも保たないといけない。

それもこれも含めた上でおもしろい。好きな事でメシ食ってるんだから僕にはoffのスイッチはないですね。この仕事をさせてもらっている環境に感謝です。

若い大工、職人が本当に減っていて、結構深刻な問題になっているらしいのですが、僕のようなスタイルもあるんだということが少しでも伝わって、興味をもってもらえれば非常にうれしいですね。
厳しい修行は絶対必要だし、バブル時代には キツい・汚い・危険の3Kと呼ばれ、さらには臭い・給料安いなど、とにかく「K」が付きまくりな職業ですが、(笑)
とてもやりがいのある仕事です。

今度オリジナルのワークウェアなんぞ作ってみようかなんて思ってます。実現すればいいのですが。。。