FISH

久々に仕事が明るい内に終わったので、帰り道に近くの川で竿を出しました。
すぐに近所の小学生が集まってきて、「そんなおもちゃで釣れる訳ないよ」とか「ミミズ付けんと釣れんよ」 と、ダメだしされてしまいました。
それもそのはず、僕がバスフィッシングに使うルアーはどれも70年代〜80年代にアメリカで生産されていたヴィンテージルアーで、色も形も本物の魚とは似ても似つかない、まさに「おもちゃ」のようなもの。
しかしそのルアー達にラインが結ばれ、水に浮かび、ラインにテンションをかけた瞬間、まるで逃げ惑う魚のごとく水面を歩くんです。


開始5分、水面を割ってバスがルアーに飛び掛りました。

小学生達は大興奮!!僕、ヒーロー(笑)
奴らは6時のサイレンで家に帰らないといけんらしいんですが、10分過ぎても帰らない子供達を迎えに母親達がやってきました。
「お母さん!おれも竿買ってー!!」「おれも欲しー!!」
うんうん。なんか微笑ましい光景でした。

釣りは僕にいろいろ教えてくれました。単に釣るためだけの知識ではなく、そこに生える草木や水辺の様々な生き物の事、危険な動植物や、行っちゃいけん場所とか、自然の怖さとかも。

少年よゲームを置いて竿を取れ!おじさんがなんでも教えちゃるけえ!!

ちなみに釣ったバスを写真に収めようとデジカメのシャッターをきったんですが、メモリーカードが入ってな〜い!!ショック(笑)