前回の釣行の車内で一際盛り上がった話題が「食文化」についての話。なかなかのヒートアップ振りだったので、ここでもちょっとお話を。
まず、食文化というのは地方によって様々な特色がありますね。最近ではそれを取り上げた番組などもあって、「それはないでしょ〜」と舌を疑う様な食べ方もあれば、ご当地のソウルフード的な食欲をそそられる食べ物もたくさんあります。それらを大きく分けるのが東日本と西日本の境界線。どん兵衛の出汁もここで変わるのは有名な話です。
僕はというと、山口生まれの山口育ち。吉田松陰を「先生」と呼ぶことこそありませんが、根っからの長州藩士です。ですが母親は江戸っこで、本家のおばあちゃんも静岡から嫁いできたひとなので、食の文化は関東色がけっこう強いみたいなんです。
例えば、正月の御雑煮は絶対に角餅で、かつおと昆布のあわせだしに、かしわでとった出汁を合わせます。中の具は椀の下から薄切り大根、里芋、小松菜、裂いたスルメ、毬麩など。ですがこの間の話だと、山口の御雑煮は丸餅なんだって!?マジっすか!!丸餅は鏡餅かぜんざいだけでしょ(笑)御雑煮は絶対角餅だってば!!
もうひとつ盛り上がったのが「海苔」の話。この前テレビでやってましたが、東日本は焼海苔を主に食べていて、関西以南ではほとんどが味付海苔なんだとか!!これには正直驚きました。っていうか、味付海苔って旅館の朝ごはんに出てくるやつやろ(笑)あんなの子供のおやつみたいなもんじゃーね。海苔と言えば焼海苔。軽く火で炙れば、得も言われぬ風味。おにぎりをまるごと包めば手も汚れんしね。
それがなんということでしょう!!おにぎりを味付海苔で包むなんて…!ショック!!最近ではコンビニのおにぎりまでもが味付化している様で、まことに遺憾です(笑)
でもあんまり言ってると山口から出てけって言われそうなんでこの辺にしときます。。。