flame

「火」について少し話そうかな。
幼少期から山の中(つってもコンビニまで自転車5分だけど)で育ち、実家である家が完成するまでは半キャンプ生活をしていました。飯の煮炊きから、刈った草や木工作家の父の工場から出たおが屑を燃やしたり、冬は薪ストーブで暖をとったり…と火は山の生活には無くてはならないものでした。そのなかで得た火の扱いに関しては相当の自信を持っています。
例えば煮炊きなんて火加減が一番大事。薪の大きさや火の組み方次第で多彩な調理が可能です。おが屑を燃やすのにはけっこう技術が必要で、表面ばっかし燃えて中まで燃焼しないやつらを完全燃焼させるには少々知恵がいります。火を自由に扱えるようになると、雨が降る中で濡れた薪でも火を起こす事は可能です。それも自然界にあるものでね。
そう、ただ物を燃やすのはたいして難しいことじゃないんです。といってもバーベキューなんかで大の男が着火剤を使ったりバーナーで炭を起こしたり、場合によっては灯油をぶっかけたりして火を起こしているのを良く見かけますが、あんなのは邪道だね。というか僕からすれば火もろくに起こせない奴なんて男じゃない。どん引きだ。
話がちょっとそれちゃったけど、問題は目的に合った良い火を組む事なんです。
って最終的に何が言いたいんだよって話だね。いや、火はほんといいよってことが言いたいだけなんです(笑)
これUNIFLAMEのネイチャーストーブってんだけど、最近こいつを現場に導入して愉しんでいます。折りたためばお弁当箱程の大きさになるのでいつでもどこでも焚き火を愉しめるって優れ物。燃焼効率が抜群なのですぐに火が起きるし、上手に燃やせば煙も出ない。
ケトルでお湯を沸かしてコーヒーを淹れることだってできる。こんなふうにね。

着火からお湯が湧くまで約10分。暖を取りながらその日の作業工程など話合い、コーヒーを淹れる。なんて豊かな時間なんだ…!!
でもね、ハマり過ぎて休憩たんびにコーヒー飲んでると、胃が悪くなるから要注意(笑)みなさんも寝小便しない程度に火遊びしてみてはいかがでしょうか??