2日目 前編

祖父宅に到着後も久しぶりの再会ということもあってかなり深酒をしてしまいましたが翌朝は以外にもシャキッと起床。盛岡に来た時は必ず訪れる名所 高松の池に食パンを持って散歩。(寒さの為誰もついて来ず)
さすがに盛岡の朝は寒い。鼻の奥がツーンとして、顔はパリッとして刺すような寒さ。けど何故か気持ちいい。


10分ほどで到着。見ての通り池は全面凍結していて、その上で白鳥やカモが越冬しています。随分と人に慣れていて、パンを持っている僕を見るなりグイグイと近寄ってきます。楽しい。


しばし戯れた後、帰ろうとするもカモたちはどこまでもついてきます。かわいいんだけどさ、もう帰らなくちゃなんねーっつーのに、道路までついてきて危なっかしいもんで「バウーッ!」っておっ返しました。また来たときもう遊んでくれないかも。。
お昼より市内のお寺さんで祖父の一周忌法要が行われました。そう、飽くまでも今回の真の目的はこれですから。
で、みんなで最後に盛岡冷麺を食いに行こうということになり、タクシー運転手さん推しの焼肉屋さんに入店。
10年ほど前に盛岡冷麺を食べたことがあるんですが、正直「なんだよこの麺硬ってーなー。だいたい寒いのに冷麺ってどうなの?しかもスイカとか乗ってるし!」と散々な印象だったのですが、運転手さんによると当時からはかなり進化しているとのこと。焼肉を食べに行った〆に冷麺を食べるのではなく、冷麺を食べに焼き肉に行くというくらい、とにかく盛岡人は冷麺ラブなんだとか。
冷麺をオーダーし、待つ間に焼き肉を楽しむのが盛岡スタイルというので郷に入っては郷に従いしばし待つ。焼肉を一通り食らい、3杯目のビールをオーダーした辺りで冷麺登場。入店40分、新幹線の発車時刻まであと20分。やばいよ、つか遅せーし!

うん、硬いですね。なんつーか、ゴム食ってるみたい。山口人ってさ、もはや離乳食レベルのどんどんの柔麺で育ってるからなのかな、余計にそう感じるのかもね。確かに美味しいんだけど、大前提として麺料理ってあったかいほうが絶対美味い気がします。
ただでさえ硬い麺を飲むように流し込み、親戚たちに別れを告げタクシーに飛び乗る。運転手さんが超出来る人で、「50分初のはやぶさでしょ!? オッケーーーイ!」と裏道をぶっ飛ばしてれたおかげでなんとか間に合いました。売店でちくわとビールを買ってホームで新幹線を待っているとなんだかすごく寒いことに気付く。アウターを焼き肉店に忘れるという惨事発覚。。
もうね、ほんとドジなんすよ。。。
自分の馬鹿さ加減を憂いつつもビールを飲み干すと、終点東京までは爆睡でした。