なんだか一年を総括するためのブログみたいな更新頻度ですが、めげずにいってみよう。
今年もなんだかんだお陰様で忙しくさせて頂きましてありがたい限りです。今年も相変わらずの破天荒な一年でしたが、なんといってもやはり園芸店 Plain の開業と、YCAMの10周年記念事業のひとつ、コロガルパビリオンのお仕事が印象的でしたね。
ちょうど一年前、ぼくのひょんな思い付きから始まったPlain。お店を開業するに当たって取り扱う商品は既に搾られていたので、まず京都の園芸店 LIFETIMEの説田さんを訪ねました。たまたまその晩京都に集まった、全国の植物にまつわる方々との酒席に同席させていただきまして、園芸に関わらず音楽やファッション、その他様々なカルチャーを持つ人達との話にとても感銘を受けました。これこそがぼくのやりたい店のコンセプトじゃないか!って。
それからはTACOMA FUJI RECORDSの渡辺さんや、VALLICANSの主宰でHARVESTA!の岡部さんと良縁を頂き、あれよあれよと話が進み。植物の仕入れのほうも最初は随分と無駄な事をしていましたが、mossの嶋末さんから同業者にも関わらず良い仕入れ先を紹介して頂きました。高橋さんこれからもどうぞ宜しく。
イベント出店の依頼などもいただいて、なんとかお店らしくなってきたというところです。
コロガルパビリオンについては、とても1回や2回では語ることのできない数々の伝説とドラマが生まれました。ですのでこちらはシリーズ化決定です。名古屋シリーズを超える大作の予感。
もちろんその他にも、住宅の新築や店舗改装など良い仕事をたくさんさせていただきました。
最近よく植物屋と建築業とどっちが好きですか?とか、どっちが本業か副業かわからんねーなんて言われるんですが、ぼくの中では正直なところ本業・副業といった感覚じゃないんです。家というのは衣食住の箱であって、それに付随するいろんなカルチャーと全て関わりがある。だからぼくは自分の得意な建築と園芸を絡め、それにまつわる遊びまでも仕事にしてしまおう!という感じですかね。
2005年の元旦にwcc worksは設立し、来年は9年目。独立当初からの設計コンセプト、「身の丈に合った、簡素で豊かな暮らし」というのは今も変わらず。園芸はもちろん、「本当の豊かさってなんだ?」ってことをさらに深め、表現していければと思っております。
10年目には税理士さんとの約束、「法人化」という目標がすでに用意されているので来年はそれに向けての準備もしないとな。1月からは新しいスタッフも増える。いろいろと大変そうだけど、楽しみです。
えー、今年1年お世話になった皆様方、ほんとうにありがとうございました!ご迷惑をお掛けしてしまった事や気分を害してしまった事も多々あるかと思いますがごめんなさい!でもこれがぼくです!!
来年も全ての人にとって良き年でありますように!